【徹底解説】祝イーサリアム10周年!未来の「デジタルオイル」を手に入れよう!
イケハヤです。
なんと本日2025年7月30日は、「イーサリアム」が生まれてちょうど10周年です!
(10年前は約200円。今は50万円以上!)
さて、仮想通貨やNFTに触れている人なら必ず耳にするイーサリアムですが、
「そもそもビットコインと何が違うの?」
「なんで価値があるの?」
と疑問に思っている人も多いはずです。
そこで今日は、イーサリアムの10周年を祝して、その本質的な価値と未来の可能性について、ぼく自身の経験も交えながら徹底解説していきたいと思います。
====
「イーサリアムとビットコイン、何が違うの?」
まず、とてもよく聞かれるこの質問からお答えしましょう 。
ビットコインとイーサリアムは、似ているようで全く違うものです 。
・ビットコインは「デジタルゴールド」
「サトシ・ナカモト」によって作られた、発行上限が2100万枚と決まっている暗号資産です 。
その希少性から、インフレに強い「価値の保存手段」、金(ゴールド)のような価値がある「デジタルゴールド」として世界中から支持されています。
・イーサリアムは「ワールドコンピュータ」
一方のイーサリアムは、ビットコインに対する問題意識から生まれています。
天才エンジニアのヴィタリック・ブテリンらが、
「ブロックチェーンは通貨だけじゃなく、もっと色々なプログラムを動かせるはずだ」
と考えて生み出したものです 。
イーサリアムは単なる通貨発行ではない、
「世界中の誰もが自由に使えて、政府ですらシャットダウンできない分散性を持ち、偽造や改竄も絶対にできない、巨大なコンピュータ・インフラ(ワールド・コンピュータ)を創る」
という壮大なプロジェクトなんです 。
ビットコインが「価値を保存する資産」であるのに対し、イーサリアムはその上で様々なアプリケーション(ゲーム、金融サービス、NFTなど)を動かすための「土台」というイメージですね。
ぼくがイーサリアムに初めて触れたのは、2017年のことです。
そこからユーザーとして、投資家として、その進化を見てきました。
====
2017年:夢物語の時代
当時は「ワールドコンピュータ」という構想こそありましたが、実用的なアプリはほとんどありませんでした。
EtherDeltaくらいしかまともに?使われるものはなかったんじゃないかな……。
ゆえに、この段階では、正直まだまだ夢物語に過ぎないという印象でした 。
====
2018年:冬の時代のブロックチェーンゲーム
仮想通貨バブルが崩壊し、市場が冷え込む中、イーサリアム上で動くアプリ(Dapps)、特にブロックチェーンゲームが登場し始めました 。
しかし、当時のアプリは完成度も低く、市場規模も小さく、結局そのほとんどは失敗に終わります。
(青春のイーサタウンw)
もっとも遊ばれているゲームでさえ、世界中で300〜500人くらいしかユーザーがいない…そんなレベルだったんです 。
====
2020年〜2021年:DeFi(分散型金融)で覚醒
状況が一変したのが、「DeFi」の登場です。
ブロックチェーン上でお金の貸し借りや資産運用ができるサービスが生まれ、その利用者には報酬としてトークンが配られました 。
特に $COMP のエアドロが大きな価値を持ったことで、ユーザーも開発者もDeFiを中心に一気に集まり、エコシステムは爆発的に盛り上がりました 。
====
しかし、話はそう簡単ではありません。
DeFiを中心にイーサリアムの利用者が急増したことで、今度は手数料(ガス代)が高騰するという問題が発生しました 。
当時は一回の仮想通貨のトレードで、数千円の手数料が発生するのは当たり前でしたね……。
こうした問題を解決するため、「レイヤー2」という技術が登場し、今では手数料も安く、より使いやすくなっています 。
直近では相場の盛り上がりにもかかわらず、手数料は十分に安い水準を維持しています。
====
もちろんイーサリアムはこれで完成しているわけではなく、精力的に開発が進められています。
直近では5月7日に「Pectra(ペクトラ)」アップデートが実施され、ユーザー体験や手数料削減などの側面でさまざまな改善が施されました。
11月頃には「Fusaka(フサカ)」が予定され、これによってさらにネットワークが効率化されます。
その先には「Glamsterdam(グラステルダム)」が予定されており、このアップデートではブロックタイムが12秒から6秒に、大幅に短縮される可能性があります。
このようにして、イーサリアムは着実に利便性を高めており、まさに「ワールドコンピューター」として進化を続けているわけですね!
====
では、なぜイーサリアムがこれからの社会のインフラになると言えるのでしょうか。
それには、他のITサービスにはない、明確な理由があります。
・誰にも止められない(検閲耐性)
イーサリアムは、AmazonやLINEのような特定の会社が運営しているわけではなく、世界中のコンピュータによって分散的に管理されています 。
そのため、誰かが勝手にサービスを終了させたり、コンテンツを消したりすることができません 。
これは、ぼくらが作るNFTのようなデジタル資産が、半永久的に残り続けることを意味します。
・ 低コスト&高信頼性
一度ブロックチェーンのネットワークにプログラムやデータを記録してしまえば、原則的に、月額のサーバー代のような維持コストはかかりません 。
そして、ブロックチェーンの仕組み上、悪意ある第三者がそのプログラム自体を改竄することも困難です。
さらに、イーサリアムはその性質上、分散的に管理されているため、ネットワークがダウンすることもありません (ゼロダウンタイム)。
これらの特徴は、
「既存のクラウドサービス(AWSなど)より、低コストで、信頼性の高いシステムを構築できる可能性」
を秘めています。
……とはいえ、そのレベルで使われるようになるには、まだまだ技術的に難しいのが現状です。
が、今後5年、10年で、たとえばステーブルコイン決済の裏側など、社会の様々な場面でイーサリアムの技術が当たり前に使われるようになるのは間違いありません。
====
最後に、投資対象としてのイーサリアムについてです。
ビットコインが「デジタルゴールド」なら、イーサリアムは「デジタルオイル」と例えられます 。
イーサリアムという巨大なコンピュータを動かすためには、「ETH(イーサ)」という燃料(ガス)が必要です 。
これからイーサリアム上で動くアプリが増えれば増えるほど、この燃料の需要が高まり、ETH自体の価値も上がっていく、というロジックです 。
もちろん、ネットワークの燃費が良くなる(手数料が安くなる)可能性もあります。
しかし、金融商品としてETF(上場投資信託)を通じて購入する動きも活発になっており、長期的に見れば価値は上がっていくとぼくは考えています 。
また、ETHはビットコインに比べて、運用収益を得やすいのも特徴です。
ほとんど知られていないことですが、ETHをステーキング(預け入れ)をするだけで2.5〜4%程度の利回りが得られます。
イーサリアムをガチホしながら利回りも得られるので、価格上昇局面ではダブルで美味しいわけですね。
チャレンジしたい人は、ぜひETHを買ってステーキングして運用収益を得てみてください!
ぼく個人の願いとしては、まずは5000ドル突破で最高値更新。
そして、年内に1万ドルを目指してほしいですね!
====
イーサリアムが生まれて10年。
2018年に「こんなの誰が使うんだ…」と思っていたしょぼいブロックチェーンゲームを遊んでいた身からすると、今の進化は本当に感慨深いです 。
テクノロジーは、最初はしょぼくても、5年、10年という時間をかけて着実に世界を変えていきます 。
この「ワールドコンピュータを作る」という壮大な挑戦に、皆さんもぜひ参加してみてください。
そして、宣伝になりますが、ぼくらの「クリプトニンジャ咲耶」もテレビアニメが絶賛放送中です !
「クリプト」という名前の通り、主にNFTの領域で、イーサリアムの技術も活用しながら展開しているIPです。
TVerやAmazonプライムなどで、ぜひご覧ください!
【Amazonプライムでクリプトニンジャを見る】




33.38K
73
The content on this page is provided by third parties. Unless otherwise stated, OKX is not the author of the cited article(s) and does not claim any copyright in the materials. The content is provided for informational purposes only and does not represent the views of OKX. It is not intended to be an endorsement of any kind and should not be considered investment advice or a solicitation to buy or sell digital assets. To the extent generative AI is utilized to provide summaries or other information, such AI generated content may be inaccurate or inconsistent. Please read the linked article for more details and information. OKX is not responsible for content hosted on third party sites. Digital asset holdings, including stablecoins and NFTs, involve a high degree of risk and can fluctuate greatly. You should carefully consider whether trading or holding digital assets is suitable for you in light of your financial condition.