一部の株主の皆さまから、株価に対するご不安の声をいただいております。そうしたご意見は真摯に受け止めており、足元のような不安定な市場環境においても当社のビジョンを信じて支えてくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。 メタプラネットが目指しているのは、短期的な株価の変動によるリターンではなく、「長期的な企業価値の創造」です。 私たちは、ビットコイン・トレジャリー企業としての明確な戦略を着実に実行し、将来的に世界でも有数の価値ある企業となることを目指しています。そして、私たちはその進捗を、明確なKPI（重要業績指標）で示しています。 🟧 ビットコイン保有量：メタプラネットはこの1年で4,855 BTCまで保有量を拡大し、アジアで最大のビットコイン上場企業、そして世界第10位の保有企業となりました。ビットコイン保有の成長率では世界最速、絶対量でもストラテジー社に次ぐスピードで拡大しています。年末までに10,000 BTCの目標達成を見据えています 🟧 BTCイールド：1株あたりのビットコイン保有量の増加率を示す当社の主要KPIは、年初来で+119.3%と、四半期ごとの目標（35％）を大きく上回る結果となっています。これはつまり、年初からメタプラネットの株式を保有している方は、1株あたりのビットコイン保有量が約2倍に増えたということを意味します。 🟧 BTCゲイン：効果的な財務戦略の運用により、単なる現物購入だけでは得られなかった2,174 BTC分の追加価値を創出しました。これは現在の相場で換算すると約270億円相当であり、まさにメタプラネットの財務戦略の力を象徴する成果です。 🟧 株主数の拡大：当社の株主数は、1万人未満（23年12月末）から約6万5千人（25年3月末）まで拡大しており、戦略に対する投資家の関心が急速に高まっていることを示しています。 🟧 機関投資家からの注目：長期志向の機関投資家からの関心も高まっており、ETFや主要インデックスへの採用も進んでいます。現在も、世界中の投資家と直接コミュニケーションを取りながら、面談やオンラインミーティングを積極的に行っています。 これらは、将来の「期待」ではなく、すでに実現している成果です。 私自身も、メタプラネットの大株主の一人として、多くの株主の皆さまと同じ立場にあります。だからこそ、すべての意思決定において、株主の利益を最優先に考えて行動しています。私たちの目標は、株式の価値と1株あたりのビットコイン保有量を最大化し、長期的に価値を創造することです。 株価は、必ずしも短期でこうした成果を反映するものではありませんが、中長期的にはファンダメンタルズに収れんすると確信しています。 私たちは、皆さまとともにメタプラネットを育て、日本を代表する企業として世界の舞台で存在感を示していくことを誇りに思っています。 私たちは、まだ始まったばかりです。